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【企画展】

清河恵美・米田昌功 2人展
  
2010年6月18日(金)〜7月25日(日)

清河恵美(1948年〜/黒部市)と米田昌功(1965年〜/富山市)は、伝統的な技法で描く日本画家でありながらその様式に縛られない、新しい表現方法を追求してきました。
 清河は、宇宙の彼方への続く星空と、上空から見下ろす黒部川扇状地を組み合わせた《結び》や、穏やかな室内風景が描かれた箱に、底なしの深い闇がのぞく《BOX》など、異なる次元と空間を軽やかに結びつけた作品で見る人を惹きこみます。今展に向けて描かれたのは、長さ10mに及ぶ画巻《境界》。水墨による大作に初めて挑みました。北陸新幹線着工の様子を描いた本作は、新幹線がひとつの巨大な人工物の塊として捉えられ、差富山に直線的に建設されていく光景が、どこか異様さを含んだ存在として迫ってきます。
 立山信仰を作品のテーマとしてきた米田昌功は、自然界へ対する畏敬の思いを持っていたと言いますが、ネパールでの経験により強調され、「緑色に対する憧憬」として《巡礼》や《聖地》のシリーズを次々と生み出してきました。温かで澄んだ緑色は、誰しもが心の内に潜在させているはずの原風景を、再認識させるような魅力を放ちます。今展発表の大作《聖地の図法》は、蓮を囲むように植物の図様が広がり、浄化を意味する河川がやがて水蒸気となり雲を生むといった、大自然の循環を思わせる作品です。物語のような曼荼羅の世界と、象徴的な緑色の植物図様が融合し、新たな展開を見せています。
 両氏ともに、自身の感性と経験を柔軟にいかし、挑戦を重ねながら作品に表現することを継続しています。素材の枠にとらわれることなく、新しい世界を見せてくれる二人の作品を、ぜひこの機会にお楽しみください。

【ギャラリートーク】
 出品作家がそれぞれの作品について解説します
 6月26日(土)14:00〜
 7月18日(日)14:00〜

主催/西田美術館 共催/北日本新聞社、北日本放送 後援/富山県。上市町教育委員会。Net3、上市美術会

【特別展】
―日本画・写真―
自然と祈り 荒川美知子・橋本則子 展

2010年6月18日(金)〜8月29日(日)
凛とたたずむ女性像を描いた大作と、季節の移ろいや光を捉えた写真など、26点を紹介する展覧会。

【常設展】
シルクロードの陶磁器展
中国・エジプト・ペルシャ・ガンダーラ等の地で採掘された陶磁器を中心にご覧いただけます。展示構成をリニューアルし、より楽しんでいただけるようになりました!


神秘の輝き イコン・マンダラ展
ロシア正教の信仰の中で生まれ、その素朴な芸術性が多くの人を魅了してやまないイコン(聖像画)と、富山県入善町出身の前田常作の描くマンダラの世界を展示。

世界の絵画展
ハンガリーの作家ガランボシュ・タマーシュの絵画や、チェコなどで生まれた作品を展示しています。


年間展覧会開催スケジュールは、
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